カテゴリー : 映画
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2006-11-27
映画:黒澤明『隠し砦の三悪人』
太平と又七、欲深く間抜けで不誠実ですぐに裏切る二人の百姓。人としていいところはまったく無いが、最後の最後にいたってようやく彼らは譲り合いの精神を見せる。そんな二人がスターウォーズのC-3POとR2-D2のモデルとは知らなかった。
三船敏郎は変わらず骨太で格好良く、雪姫役の上原美佐はきりりと男勝り。役者の存在感を感じる映画だった。
2006-11-26
2006-11-19
映画:黒澤明『用心棒』
傑作という一般の評があれば、あれこれ考えずに観てみるのが吉。批評を読んでいる時間がもったいない、と思ったりする(このBlogもそうだけどね)。
ユーモアとスリリングさが絶妙に良いバランス。
モノクロで音質もいいとは言えないけれど、そんなことが気にならなくなる。さすがに傑作。110分があっという間だった。
2006-11-13
映画『プロデューサーズ』
この馬鹿馬鹿しいまでの笑いは、ホントにエンターテイメントだよ。予備知識ゼロで観たのでここまで黒いとはまったく予想していなかった。
Mr.ビーンのコメディや、裸の銃(ガン)を持つ男などのユーモアに似た感覚がこのミュージカル映画にはあるね。ドタバタの芝居に、疲れる笑いがあるんだよ。
華やかでゴージャスで美しいミュージカルを見慣れていたから、こうした濃い役者が踊りまくるミュージカルには意表をつかれたよ。もちろん歌と踊りは申し分なく素晴らしい。
NewOSKや、宝塚歌劇を観る私は、少女歌劇でこうしたエンターテイメント映画になったらどうだろうな、と思ったよ。映画にしか出来ない演出によって少女歌劇の魅力を高めることができるはずだ。そんな日本映画が出てきてほしいね。
2006-10-18
映画『ロード・オブ・ウォー』
世界の裏の成り立ちを、エンターテイメントに昇華しつつ判りやすく私たちに教えてくれる映画。
偽善を大手に振って強引に押し通すアメリカは国の成り立ちからしてそうだが、武器販売に関しても同じだね。合法違法を問わず武器を世界中にばらまいて殺し合いを拡大させているのが5カ国の国連常任理事国。
資本主義が過剰に生産したものを、最大に消費するのが戦争とのことらしいが、この映画は戦争の準備段階を描く。大量生産→流通→大量消費、その流通を武器商人が担う。ニコラス=ケイジが演じる主役の武器商人ユーリーがこの商いに手を染めることになるのは、武器もただの商品にすぎないことに気付くからだが、キャピタリズムの観点から物事を考えることの多い私には激しく得心のいく話であった。
映画『ガタカ』以来イーサン・ホークは好きな役者。彼の演じるバレンタイン刑事の視点から見ると武器を違法にばらまきづつける武器商人は悪の中の悪となるだろう。
脚本のアンドリュー=ニコルは、『シモーヌ』『ガタカ』の監督、『トゥルーマン・ショー』の脚本と、すべて私の好きな作品。時代を批判するのに決してしかめっつらで行う必要は無いと教えてくれる。
2006-07-18
映画『GO』
邦画としては上出来な部類。
2001年の映画か。ずいぶんと経ってしまったな。第3世代につけがまわっていて、当事者の世代でかたをつけろという意味の台詞には深く共感。団塊世代のつけを引き受けている団塊Jrの世代は悲惨だもんね。
恋愛映画としてなかなかいいね。あとは、日本の中の外国である朝鮮学校とか。

日本語吹き替えで見たが、明確に、イエスをユダヤ人と言い切っているのにはちょっと驚いた。キリスト教徒から反発を招くのも無理ならざるかな。もちろん、イエスはユダヤ教徒であったのだけど、そこら辺実際はキリスト教徒はどう考えているんだろう。
全力ダッシュで説明し続ける映画だけど、前もってこうした映画だときいていたし驚きはない。
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