マニュアル
M.tradng 四本値
- 1分足のCSVを読み込んで、指定した任意の分足時刻で分足の生成を行います。
- 運用中のシステム用に正確な任意の分足の四本値を生成し、システムのワークシートに貼り付けます。
- 設定項目は数多くありますが、一旦設定すれば日々のシステム用の四本値作成・Excelに貼り付けを自動化できます。
Excelで実行する「1分足から任意の分足を生成するユーティリティ」を、.NETアプリケーションに移植したのものです。
インストール
64bitのWindowsでインストールする場合、セットアップウイザードで表示されるインストール先のフォルダが、C:\Program Files (x86)ですが、C:\Program Filesに変更しても良いです。
バージョンアップ
バージョンアップ後は、ツール>1min設定初期化、分足設定初期化を行って下さい。
使い方
- [オリジナルから生成データに追加]ボタン
- 分足貼付を実行します。
- [1minフォルダに1分足を作成]ボタン
- 分足生成を実行します。
- [1minフォルダから分足を作成]ボタン
- 分足貼付を実行します。
- [ワークブックを開き分足を貼付け]ボタン
- 分足生成を実行します。
オリジナルから生成データに追加
- 「指定した日付のフォルダにあるファイル」か「日付+銘柄名」のオリジナルデータを読み込み、生成データに追加します。
- [開始日付]から[終了日付]までの範囲のデータを追加します。但し、[開始日付]の一日分は、[終了日付]に関わらず処理されます。
- オリジナルデータ
-
2010年7月1日に225先物のCSVを保存したとします。フォルダ名・ファイル名は次の2つの内のいずれかで行います。
- フォルダ名[20100701]に、1.CSVというファイル名で保存します。
- 20100701 1.CSV というファイル名の形式。日付+任意の1文字(例えば、空白やアンダーライン)+銘柄名として保存して下さい。20100701_1.CSVでもOKです。
になります。
これらのCSVを[オリジナルデータ]と定義します。
[オリジナルから生成データに追加]ボタンを押すことで、オリジナルデータから、[生成フォルダ]に、同じファイル名のCSVファイルにデータを追加します。CSVファイルがなければ、作成します。
2010/7/1時点のオリジナルデータから生成したCSVファイルにデータを追加したとします。翌日、2010/7/2のオリジナルデータから追加した場合は、オリジナルデータにある7/2の日付のデータを生成データ追加します。
- オリジナルデータの形式の設定
[オリジナルデータの形式の設定]を、チャートから分足を保存(先物)・チャートから分足を保存(複数銘柄対応)でのCSV保存ファイル名の形式にして下さい。これらのユーティリティで保存するファイル名は通常は、日付+空白+銘柄名(Codeなど).CSVという形式になっています。
- 開始日付
- オリジナルデータから生成データに追加する際の開始する日付
- 終了日付
- オリジナルデータから生成データに追加する際の終了日付
1minフォルダに1分足を作成
[生成フォルダ]のCSVを読み込み、[1min設定]に基づき[1minフォルダ]に正確な1分足を作成します。
[1min設定]
- 利用
- チェックが入っている設定で処理を行います。
- 対象ファイル
- ファイル名を記載しない場合、[生成フォルダ]にあるCSVファイルが全て対象になります。
- 除外ファイル
- この設定で処理をしないファイル名(拡張子は省く)を記載します。
初期設定では、
- 1.csv 225先物ラージ
- 1mini.csv 225先物ミニ
としています。
225先物の場合、オリジナルデータはナイトセッションに対応した 9:00~15:15,16:30~3:00(225先物用)にチェックを入れておきます。
[1min設定]では、[利用][対象ファイル][除外ファイル][Memo]の4行を設定することができます。
[ユーザ設定]は、[設定2]の[1min設定でのユーザ設定の時刻]に基づき、1分足を作成します。
1minフォルダから分足を作成
[1minフォルダ]からcsvを読み込み、[分足設定]に基づき指定した分足を作成します。
[分足設定]
- 利用
- チェックを入れた設定で処理を行います。
- Folder
- その名前のフォルダ名を作成しその中に対象のファイルを作成します。
- MinutesList
225先物用の、5分足は、次の数字です。
5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5, 5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,1,-631
[1min]フォルダにある、1.csv(225先物ラージ)の、1日分の行数の合計は 必ず1007行あります。
- 日中は9:00~15:15までで必ず376行
- 夜間は16:30~3:00までで必ず631行
です。従って、1日分の行数は376+631=1007行です。
この1007行を割り振ります。
- 5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,
5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,1 で、合計376 - マイナス記号を付けるとその分の分足作成を行いません。「-631」は631行分の分足作成を行わないので、夜間分を除外することになります。
- 対象ファイル
- ファイル名を記載しない場合、[1minフォルダ]にあるCSVファイルが全て対象になります。
- 除外ファイル
- この設定で処理をしないファイル名(拡張子は省く)を記載します。
ワークブックを開き分足を貼付け
Excelワークブックを開き、[貼り付け先設定]に基づき四本値を貼り付けます。
貼り付け先の日付
貼り付け時に、ワークシート上の次の日付を検索します。
- A 貼り付け先のワークシートの四本値がある最終行の次の行の日付(四本値が無い最初の行の日付)
- B 今日の日付(PCの日付)
A,Bを比較してより前の方の日付以降に貼り付けます。
例:貼り付け先の最初の行は次のようになります。
- AがBより前の場合、A以降の行に貼り付けます。
例 Aが2010/7/21 で、Bが2010/7/22の場合、7/21以降の行 - AがBより後の場合、B以降の行に貼り付けます。
例 Aが2010/7/24 で、Bが2010/7/22の場合、7/22以降の行
[貼り付け先設定]
- 利用
- チェックを入れた設定で処理を行います。
- ファイル名
- 貼り付け先のExcelワークブックのファイル名です。
- ワークシート名
- 貼り付け先のワークシート名です。(例 M.trading Excel ワークブックでは通常「A」)
- 日付開始セル
- 四本値の日付のある列で最初のセルを記載します。
- 始値開始セル
- 四本値の始値のある列で最初のセルを記載します。
- 分足フォルダ名
- 貼り付け元になる分足のCSVファイルのあるフォルダ名
- 貼り付けファイル名
- 貼り付け元になる分足のCSVファイル名(拡張子は省く)を記載します。
設定
- M.trading(Excel)の日付
- 貼り付け先のワークシートの日付の書式を設定します。
Excelの日付書式ではなく、.NET Frameworkでの「カスタムの日付と時刻の書式指定文字列」を利用します。.NETでは、Excelと異なり、"m"は分 0 ~ 59、"M"は月 1 ~ 12になります。
例:
ワークシート上の日付書式が、2010/7/1の場合、Excelの書式では、yyyy/m/dですが、.NETでは、yyyy/M/dです。
ワークシート上の日付書式が、2010/07/01の場合、Excelの書式では、yyyy/mm/ddですが、.NETでは、yyyy/MM/ddです。 - 貼り付け後処理
- 分足を貼り付けた後、そのワークブックを保存し、閉じることができます。
- ワークシートに貼り付けた四本値
- 貼り付けられた四本値のセルは灰色になります。灰色になることで、このアプリで作成した四本値だということが判ります。
- オリジナルデータフォルダ
- オリジナルのデータがあるフォルダのパスを設定します。
- 分足配置フォルダ
- [生成フォルダ][1minフォルダ][分足フォルダ]を配置するフォルダパスのパスを設定します。
- M.trading(Excel)フォルダ
- 貼り付け先のExcelワークブックのあるフォルダパスのパスを設定します。
- 起動時に実行する処理
- チェックすると、その処理を、M.trading 四本値を起動した時に実行します。起動時処理をキャンセルするにはShiftキーを押して起動するか押し続けて下さい。
ツール
- 生成フォルダのファイル読み込み
- [生成フォルダ]にあるファイルの、最後の行の日付・時刻をログに表示します。開発用です。
- 1min設定初期化
- [1min設定]を初期化します。
- 分足設定初期化
- [分足設定]を初期化します。
- 貼り付け先設定初期化
- [貼り付け先設定]を初期化します。
ファイル
- 設定保存
- [1min設定][分足設定][貼り付け先設定]を、MtradingPricesSetting1.0.xmlというファイル名で、マイドキュメント>M.trading Pricesフォルダに保存します。
- 設定を読み込む
- [1min設定][分足設定][貼り付け先設定]を読み込みます。
その他
- csvの文字コード
- チャートから分足を保存(先物)・チャートから分足を保存(複数銘柄対応)で保存されるCSVはS-JISです。これ以外のcsvは、M.trading 四本値が作成し、UTF8(BOM付き)で保存しています。UTF8(BOM付き)の文字コードのcsvをExcelで読み込む場合、Excel 2003以前では開いたワークシートの最初のセルが不正になります。また、UTF8のファイルをExcelで編集し保存した場合、カンマ区切りがタブ区切りになるようです。
BOM:Byte Order Mark。バイト順マーク。 - 半日の営業日
- 「1分足から任意の分足を生成するユーティリティ」にあった、半日の営業日の四本値の作成機能は削除しました。
半日の営業日を含むオリジナルデータを利用する場合、その日付の行は削除して下さい。
あるいは、半日の営業日の四本値を作成したい場合、「1分足から任意の分足を生成するユーティリティ」をご利用下さい。 - 貼り付け先のExcelワークシートの条件
- 上記の解説では、M.tradingのExcelワークシートに貼り付けることを前提にしていますが、M.tradingでなくても、日付+時刻+四本値の列のあるワークシートに対して貼り付けることができます。
- 少数
- CSVの四本値などには、少数を含む数値も利用できます。
- オリジナルのCSV
- チャートから分足を保存(先物)・チャートから分足を保存(複数銘柄対応)で保存したCSVを利用するのでは無く、任意のCSVを利用することも可能です。このCSVで保存する形式で、任意のCSVファイルを作成し、日付+一文字+銘柄名.CSV(あるいは、日付フォルダの中に銘柄名.CSV)にして、オリジナルフォルダに配置します。あるいは、生成フォルダに、その銘柄の1分足を配置する方法でも良いです。
- コマンドライン引数
- コマンドライン引数に、"/c"を付けて起動すると、起動時処理をキャンセルします。
必要なCSVの条件

- 四本値はCSVの3行目以降に記載されていなければなりません。
- 出来高の列も必要です。利用する1分足に出来高の列が無い場合、列を追加して1などを記入して下さい。
出来高の列が無い場合、生成データに追加できません。 - CSVを、3行目から最終行までの間で、Date列(1列目)とTime列(2列目)とでソートするので、Date,Time列は昇順・降順のどちらでも構いません。
ジョイ・エクスプレスの分足との違い
1分足では違いはありませんが、1分足から生成する分足(例えば10分足など)には違いが発生します。
日付 時刻 始値 高値 安値 終値 出来高 2009/1/8 18:47:00 5906 5906 5906 5906 1 2009/1/8 18:48:00 5906 5906 5906 5906 16 2009/1/8 18:49:00 5906 5906 5906 5906 22 2009/1/8 18:50:00 5906 5906 5906 5906 0 2009/1/8 18:51:00 5913 5913 5913 5913 15 2009/1/8 18:52:00 5913 5913 5913 5913 150 2009/1/8 18:53:00 5913 5913 5913 5913 76 2009/1/8 18:54:00 5913 5913 5913 5913 49
M.trading 四本値で生成した1分足に上記のようになる行があったとします。
この1分足から10分足(18:50,19:00,・・・)を生成すると、1分足の18:50:00の出来高は0なので、10分足の18:50の始値は5913になるようにしています。
しかし、ジョイ・エクスプレスで10分足にしてCSV保存をしたと仮定すると、18:50の始値は5906になっている(つまり、1分足で出来高0から始まる10分足の始値が、前の足の終値になる)場合[Aの現象]もあるし、こうなっていない場合[Bの現象]もあります。なる場合、ならない場合の条件は不明です。
2010-07-11 ジョイ・エクスプレスで確認。
2008-08-21 ジョインベスト・エクスプレス(ジョイ・エクスプレスに名称を変更前)の時には、[Aの現象]を確認しています。
225先物の履歴
- 2006年7月18日(火)
- 日経225miniの取引開始
- 2007年9月18日(火)~2008年10月10日(金)
- 日経225先物夕場が16時30分から19時まで
- 2008年10月14日(火)~2010年7月16日(金)
- 日経225先物夕場が16時30分から20時まで
- 2010年7月20日(火)~2011年7月15日(金)
- 日経225先物夕場が16時30分から23時30分まで
- 2011年7月19日(火)~
- 日経225先物ナイトセッション 16時30分から翌3時0分まで
履歴
- 2011-09-01
- Version 1.1対応
- 2010-07-24
- Version 1.0掲載






